理科:化学:中和のイオン資料¶
4問。提示された10月18日・25日の範囲に合わせたオリジナル練習問題です。実際の模試の問題・配点ではありません。
この単元の要点¶
加えた量ごとに、余る水素イオン・水酸化物イオンを調べて液性を判断します。中性でも他のイオンが残れば電流が流れます。
1問ずつ解く¶
答え合わせ・ヒント・解説で復習します。まちがえた問題の絞り込みと学習記録の保存ができます。記述・作文・作図・証明は模範解答と確認項目で見直します。
問題と解説¶
同じ濃度の塩酸10mLに、水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加える。水溶液10mL同士がちょうど中和する条件とし、H⁺・Cl⁻の初めの数をそれぞれ10個とする学習用モデル。
| NaOHの量 | H⁺ | OH⁻ | Na⁺ | Cl⁻ |
|---|---|---|---|---|
| 0mL | 10 | 0 | 0 | 10 |
| 5mL | 5 | 0 | 5 | 10 |
| 10mL | 0 | 0 | 10 | 10 |
| 15mL | 0 | 5 | 15 | 10 |
表の数は実際のイオンの個数ではなく、割合を表すモデルです。
1. NaOH水溶液を5mL加えたときの液性は?¶
- A. アルカリ性
- B. 中性
- C. 酸性
- D. 表では不明
解答・解説
解答: 酸性
H⁺が5残り、OH⁻はすべて反応している。
2. ちょうど中和した10mLのとき、電流は流れると考えられる?¶
- A. イオンが全くない
- B. 固体になる
- C. 必ず流れない
- D. 流れる
解答・解説
解答: 流れる
Na⁺とCl⁻が残るため、中性でも電流が流れる。
3. 15mL加えたときにアルカリ性になる理由を、イオンを使って説明しよう。¶
解答・解説・採点観点
解答例: 塩酸のH⁺はすべて反応してなくなり、加えすぎた水酸化ナトリウム由来のOH⁻が残るから。
中和自体は起きているが、過剰なOH⁻によりアルカリ性になる。
確認項目:
- H⁺がすべて反応したと書いた
- OH⁻が残ると書いた
4. NaOHの量を増やしてもCl⁻の数が10のままなのはなぜ?¶
解答・解説・採点観点
解答例: Cl⁻は初めの塩酸に含まれており、中和で水になる反応に使われず、加えるNaOHにも含まれないから。
H⁺とOH⁻が水になる一方、Cl⁻とNa⁺は水溶液中に残る。
確認項目:
- 初めの塩酸由来と書いた
- 中和の反応で使われないと書いた
復習を終えたら¶
間違えた理由と、次に気を付けることをノートに1行で書きましょう。