三角形と四角形 練習問題¶
三角形と四角形の解説ページで学んだことを、新しい問題で確かめよう。解説ページの例題や練習問題とはちがう問題です。
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基本¶
二等辺三角形・正三角形¶
確認する解説ページ:三角形と四角形の性質
(1) AB \(=\) AC の二等辺三角形 ABC で、\(\angle\)A \(= 58°\) のとき、\(\angle\)B を求めよ。
解答
底角は等しいので \((180° - 58°) \div 2 = 61°\)
(2) AB \(=\) AC の二等辺三角形 ABC で、\(\angle\)C \(= 72°\) のとき、\(\angle\)A を求めよ。
解答
\(\angle\)B \(= \angle\)C \(= 72°\) なので \(\angle\)A \(= 180° - 144° = 36°\)
(3) AB \(=\) AC の二等辺三角形 ABC で、辺 BA を A の先にのばしてできる外角が \(110°\) のとき、\(\angle\)B を求めよ。
解答
外角 \(= \angle\)B \(+ \angle\)C \(= 110°\)。\(\angle\)B \(= \angle\)C なので \(\angle\)B \(= 55°\)
(4) 二等辺三角形の定義を答えよ。また、二等辺三角形の頂角の二等分線には、底辺に対してどんな性質があるか。
解答
定義:2つの辺が等しい三角形
頂角の二等分線は、底辺を垂直に2等分する。
(5) \(\triangle\)ABC で \(\angle\)B \(= \angle\)C \(= 50°\) のとき、等しい辺はどれとどれか。
解答
2つの角が等しい三角形は二等辺三角形。AB \(=\) AC
直角三角形の合同¶
確認する解説ページ:三角形と四角形の性質
(6) 直角三角形の合同条件を2つ答えよ。
解答
斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい。
斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい。
(7) 2つの直角三角形で、次の条件が成り立つとき、合同といえるか。いえる場合は合同条件を答えよ。
(a) 斜辺が等しく、直角でない角の1つが等しい。
(b) 直角をはさむ2辺がそれぞれ等しい。
(c) 直角以外の2つの角がそれぞれ等しい。
解答
(a) いえる。斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい。
(b) いえる。2組の辺とその間の角(直角)がそれぞれ等しい。
(c) いえない。形は同じでも、大きさがちがうことがある。
平行四辺形¶
確認する解説ページ:三角形と四角形の性質
(8) 平行四辺形の定義を答えよ。
解答
2組の向かい合う辺が、それぞれ平行な四角形
(9) 平行四辺形 ABCD で、\(\angle\)B \(= 115°\) のとき、\(\angle\)A、\(\angle\)C、\(\angle\)D を求めよ。
解答
\(\angle\)B と向かい合うのは \(\angle\)D なので \(\angle\)D \(= 115°\)
となり合う角の和は \(180°\) なので \(\angle\)A \(= 65°\)。\(\angle\)C は \(\angle\)A と向かい合うので \(65°\)
(10) 平行四辺形 ABCD で、AB \(= 7\) cm、BC \(= 10\) cm のとき、周の長さを求めよ。
解答
向かい合う辺は等しいので \((7 + 10) \times 2 = 34\)(cm)
(11) 平行四辺形 ABCD の対角線の交点を O とする。AC \(= 12\) cm、BD \(= 8\) cm のとき、AO と BO の長さを求めよ。
解答
対角線はそれぞれの中点で交わる。AO \(= 6\) cm、BO \(= 4\) cm
(12) 平行四辺形 ABCD で、\(\angle\)A \(: \angle\)B \(= 4 : 5\) のとき、\(\angle\)A を求めよ。
解答
\(\angle\)A \(+ \angle\)B \(= 180°\) なので \(\angle\)A \(= 180° \times \dfrac{4}{9} = 80°\)
特別な平行四辺形¶
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(13) 長方形・ひし形・正方形の対角線には、それぞれどんな性質があるか。
解答
長方形:長さが等しく、それぞれの中点で交わる。
ひし形:垂直に交わり、それぞれの中点で交わる。
正方形:長さが等しく、垂直に、それぞれの中点で交わる。
(14) 対角線の長さが \(10\) cm と \(7\) cm のひし形の面積を求めよ。
解答
\(10 \times 7 \div 2 = 35\)(cm²)
標準¶
平行四辺形になる条件・特別な平行四辺形になる条件¶
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(15) 四角形 ABCD の対角線の交点を O とする。次の (ア)〜(エ) のうち、四角形 ABCD が必ず平行四辺形になるものをすべて選べ。
(ア) \(\angle\)A \(= \angle\)C、\(\angle\)B \(= \angle\)D
(イ) AO \(=\) CO、BO \(=\) DO
(ウ) AB \(=\) DC、AD \(\parallel\) BC
(エ) \(\angle\)A \(+ \angle\)B \(= 180°\)、\(\angle\)B \(+ \angle\)C \(= 180°\)
解答
(ア)、(イ)、(エ)
(ウ) は、AD \(\parallel\) BC で AB \(=\) DC の台形(等脚台形)の場合があるので、必ずとはいえない。
(エ) は、\(\angle\)A \(+ \angle\)B \(= 180°\) から AD \(\parallel\) BC、\(\angle\)B \(+ \angle\)C \(= 180°\) から AB \(\parallel\) DC がいえる。
(16) 平行四辺形 ABCD に、どんな条件を1つ加えると長方形になるか。また、ひし形になるか。それぞれ2つずつ答えよ。
解答
長方形:\(\angle\)A \(= 90°\)、AC \(=\) BD(対角線の長さが等しい)など
ひし形:AB \(=\) BC(となり合う辺が等しい)、AC \(\perp\) BD(対角線が垂直)など
角度と長さを求める¶
確認する解説ページ:三角形と四角形の性質
(17) AB \(=\) AC、\(\angle\)A \(= 36°\) の二等辺三角形 ABC で、\(\angle\)B の二等分線と辺 AC の交点を D とする。\(\angle\)BDC を求めよ。また、\(\triangle\)BCD はどんな三角形か。
解答
\(\angle\)B \(= \angle\)C \(= 72°\)、\(\angle\)DBC \(= 36°\)
\(\angle\)BDC \(= 180° - 36° - 72° = 72°\)
\(\angle\)BDC \(= \angle\)BCD なので、\(\triangle\)BCD は BC \(=\) BD の二等辺三角形
(18) 平行四辺形 ABCD で、AB \(= 6\) cm、AD \(= 10\) cm である。\(\angle\)A の二等分線と辺 BC の交点を E とするとき、BE と EC の長さを求めよ。
解答
AD \(\parallel\) BC より錯角が等しいので \(\angle\)DAE \(= \angle\)AEB
\(\angle\)BAE \(= \angle\)DAE なので \(\angle\)BAE \(= \angle\)AEB。\(\triangle\)ABE は二等辺三角形で BE \(=\) AB \(= 6\) cm
EC \(= 10 - 6 = 4\)(cm)
(19) 平行四辺形 ABCD で、\(\angle\)D \(= 70°\) である。辺 BC 上に、AB \(=\) AE となる点 E をとる。\(\angle\)EAD を求めよ。
解答
\(\angle\)B \(= \angle\)D \(= 70°\)。\(\triangle\)ABE は二等辺三角形なので \(\angle\)AEB \(= 70°\)、\(\angle\)BAE \(= 40°\)
\(\angle\)A \(= 180° - 70° = 110°\) なので \(\angle\)EAD \(= 110° - 40° = 70°\)
(20) AD \(\parallel\) BC の台形 ABCD の対角線の交点を O とする。
(a) \(\triangle\)ABC と面積が等しい三角形を答えよ。
(b) \(\triangle\)ABO と面積が等しい三角形を答えよ。
解答
(a) \(\triangle\)DBC(底辺 BC が共通で、AD \(\parallel\) BC より高さが等しい)
(b) \(\triangle\)DCO(\(\triangle\)ABC \(-\) \(\triangle\)OBC \(=\) \(\triangle\)DBC \(-\) \(\triangle\)OBC)
証明¶
確認する解説ページ:三角形と四角形の性質
(21) AB \(=\) AC の二等辺三角形 ABC の辺 BC 上に、BD \(=\) CE となる点 D、E をとる。AD \(=\) AE であることを証明せよ。
解答
\(\triangle\)ABD と \(\triangle\)ACE で、
仮定より AB \(=\) AC …①、BD \(=\) CE …②
二等辺三角形の底角は等しいので \(\angle\)ABD \(= \angle\)ACE …③
①②③より、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので \(\triangle\)ABD \(\equiv\) \(\triangle\)ACE
よって AD \(=\) AE
(22) 平行四辺形 ABCD の対角線 BD 上に、BE \(=\) DF となる点 E、F をとる。AE \(=\) CF であることを証明せよ。
解答
\(\triangle\)ABE と \(\triangle\)CDF で、
平行四辺形の向かい合う辺は等しいので AB \(=\) CD …①
仮定より BE \(=\) DF …②
AB \(\parallel\) DC より錯角が等しいので \(\angle\)ABE \(= \angle\)CDF …③
①②③より、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので \(\triangle\)ABE \(\equiv\) \(\triangle\)CDF
よって AE \(=\) CF
(23) AB \(=\) AC の二等辺三角形 ABC で、頂点 B から辺 AC に垂線 BD、頂点 C から辺 AB に垂線 CE を引く。BD \(=\) CE であることを証明せよ。
解答
\(\triangle\)DBC と \(\triangle\)ECB で、
仮定より \(\angle\)BDC \(= \angle\)CEB \(= 90°\) …①
共通な辺なので BC \(=\) CB …②
二等辺三角形の底角は等しいので \(\angle\)DCB \(= \angle\)EBC …③
①②③より、直角三角形の斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいので \(\triangle\)DBC \(\equiv\) \(\triangle\)ECB
よって BD \(=\) CE
(24) 平行四辺形 ABCD の頂点 A、C から、対角線 BD に垂線 AE、CF を引く。AE \(=\) CF であることを証明せよ。
解答
\(\triangle\)ABE と \(\triangle\)CDF で、
仮定より \(\angle\)AEB \(= \angle\)CFD \(= 90°\) …①
平行四辺形の向かい合う辺は等しいので AB \(=\) CD …②
AB \(\parallel\) DC より錯角が等しいので \(\angle\)ABE \(= \angle\)CDF …③
①②③より、直角三角形の斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいので \(\triangle\)ABE \(\equiv\) \(\triangle\)CDF
よって AE \(=\) CF
(25) \(\angle\)XOY の二等分線上の点 P から、辺 OX、OY に垂線 PA、PB を引く。PA \(=\) PB であることを証明せよ。
解答
\(\triangle\)POA と \(\triangle\)POB で、
仮定より \(\angle\)PAO \(= \angle\)PBO \(= 90°\) …①、\(\angle\)POA \(= \angle\)POB …②
共通な辺なので OP \(=\) OP …③
①②③より、直角三角形の斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいので \(\triangle\)POA \(\equiv\) \(\triangle\)POB
よって PA \(=\) PB
発展¶
(26) AB \(=\) AC の二等辺三角形 ABC の辺 AC 上に点 D があり、AD \(=\) BD \(=\) BC である。\(\angle\)A を求めよ。
解答
\(\angle\)A \(= x\) とする。
AD \(=\) BD より \(\angle\)ABD \(= x\)。外角の性質より \(\angle\)BDC \(= 2x\)
BD \(=\) BC より \(\angle\)BCD \(= \angle\)BDC \(= 2x\)
AB \(=\) AC より \(\angle\)ABC \(= \angle\)ACB \(= 2x\)
\(\triangle\)ABC で \(x + 2x + 2x = 180°\) より \(x = 36°\)
(27) 平行四辺形 ABCD の対角線の交点を O とする。対角線 AC 上に、AE \(=\) CF となる点 E、F をとる。四角形 EBFD が平行四辺形であることを証明せよ。
解答
平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わるので OA \(=\) OC …①、OB \(=\) OD …②
仮定より AE \(=\) CF …③
①③より OE \(=\) OA \(-\) AE \(=\) OC \(-\) CF \(=\) OF …④
②④より、四角形 EBFD は対角線がそれぞれの中点で交わるので、平行四辺形である。
(28) 長方形 ABCD を、対角線 BD を折り目として折り返し、点 C が移った点を C\('\) とする。BC\('\) と辺 AD の交点を E とするとき、\(\triangle\)EBD が二等辺三角形であることを証明せよ。
解答
折り返したので \(\angle\)EBD \(= \angle\)CBD …①
AD \(\parallel\) BC より錯角が等しいので \(\angle\)EDB \(= \angle\)CBD …②
①②より \(\angle\)EBD \(= \angle\)EDB
2つの角が等しいので、\(\triangle\)EBD は EB \(=\) ED の二等辺三角形である。
(29) 四角形 ABCD の面積を変えずに、三角形に変形したい。どのように作図すればよいか説明せよ。
解答
- 対角線 AC を引く。
- 点 D を通り AC に平行な直線を引き、辺 BC の延長との交点を E とする。
- \(\triangle\)ABE が求める三角形。
\(\triangle\)ACD と \(\triangle\)ACE は、底辺 AC が共通で、AC \(\parallel\) DE より高さが等しいので面積が等しい。よって 四角形 ABCD \(= \triangle\)ABC \(+ \triangle\)ACD \(= \triangle\)ABC \(+ \triangle\)ACE \(= \triangle\)ABE
(30) 正三角形 ABC の辺 BC 上に点 D をとり、AD を1辺とする正三角形 ADE を、直線 AD について C と同じ側につくる。BD \(=\) CE であることを証明せよ。
解答
\(\triangle\)ABD と \(\triangle\)ACE で、
正三角形の辺なので AB \(=\) AC …①、AD \(=\) AE …②
\(\angle\)BAD \(= 60° - \angle\)DAC、\(\angle\)CAE \(= 60° - \angle\)DAC
よって \(\angle\)BAD \(= \angle\)CAE …③
①②③より、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので \(\triangle\)ABD \(\equiv\) \(\triangle\)ACE
よって BD \(=\) CE