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作図 練習問題

作図の解説ページで学んだことを、新しい問題で確かめよう。解説ページの例題や練習問題とはちがう問題です。

このページの使い方

  • 基本から順に解こう。基本がすべて解けたら標準、さらに挑戦したい人は発展へ。
  • ノートに実際に作図してから「解答」の手順と比べよう。コンパスの跡は消さずに残す。
  • 間違えた問題は、小見出しの下にある解説ページへ戻って確認しよう。
  • 作図ワークスペース を使うと、画面の上でも練習できます。

基本

作図のきまりと基本の性質

確認する解説ページ:作図の基本

(1) 作図で使ってよい道具を2つ答えよ。また、定規はどのように使うか。

解答

定規とコンパス。定規は直線を引くためだけに使い、目もりで長さをはからない。


(2) 線分 AB の垂直二等分線上に点 P がある。PA と PB の長さの関係を答えよ。

解答

PA \(=\) PB(垂直二等分線上の点は、線分の両端から等しい距離にある)


(3) \(\angle\)XOY の二等分線上に点 P がある。P から辺 OX までの距離と、P から辺 OY までの距離の関係を答えよ。

解答

等しい(角の二等分線上の点は、角の2辺から等しい距離にある)

基本の3つの作図

確認する解説ページ:作図の基本、垂線を利用する作図

(4) 線分 AB の中点 M を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 点 A、B を中心として、等しい半径の円をかき、2つの交点をとる。
  2. 2つの交点を通る直線(AB の垂直二等分線)を引く。
  3. この直線と AB の交点が中点 M。

(5) \(\angle\)XOY の二等分線を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 点 O を中心とする円をかき、OX、OY との交点を P、Q とする。
  2. P、Q を中心として等しい半径の円をかき、その交点を R とする。
  3. 半直線 OR を引く。

(6) 直線 \(\ell\) 上の点 P を通り、\(\ell\) に垂直な直線を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. P を中心とする円をかき、\(\ell\) との交点を A、B とする。
  2. A、B を中心として等しい半径の円をかき、その交点を Q とする。
  3. 直線 PQ を引く。(線分 AB の垂直二等分線を引いていることになる)

(7) 直線 \(\ell\) の外にある点 P から \(\ell\) に垂線を引く手順を説明せよ。

解答
  1. P を中心とする円をかき、\(\ell\) との交点を A、B とする。
  2. A、B を中心として等しい半径の円をかき、P と反対側の交点を Q とする。
  3. 直線 PQ を引く。

角度の作図

確認する解説ページ:作図の基本

(8) 線分 AB を1辺とする正三角形 ABC を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. A を中心に半径 AB の円をかく。
  2. B を中心に半径 AB の円をかく。
  3. 2つの円の交点の1つを C とし、AC、BC を結ぶ。

(9) 点 O を頂点とする \(90°\) の角を作図するには、どの作図を使えばよいか。

解答

O を通る直線を引き、その直線上の点 O を通る垂線を作図する。


(10) \(60°\) の角を作図するには、どの図形を使えばよいか。

解答

正三角形。正三角形の1つの角は \(60°\) である。


(11) \(45°\) の角を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. \(90°\) の角を作図する(垂線)。
  2. その角の二等分線を作図する。\(90° \div 2 = 45°\)

(12) \(30°\) の角を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 正三角形を作図して \(60°\) の角をつくる。
  2. その角の二等分線を作図する。\(60° \div 2 = 30°\)

(13) \(120°\) の角を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 直線上に点 O をとり、O を頂点とする \(60°\) の角を作図する(正三角形)。
  2. その \(60°\) のとなりにある角が \(180° - 60° = 120°\) になる。

標準

条件にあう点を作図する

確認する解説ページ:作図の基本

(14) 3点 A、B、C から等しい距離にある点 P を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 線分 AB の垂直二等分線を作図する(A、B から等しい距離の点の集まり)。
  2. 線分 BC の垂直二等分線を作図する(B、C から等しい距離の点の集まり)。
  3. 2本の直線の交点が P。

(15) 三角形 ABC の3つの辺から等しい距離にある点 I を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. \(\angle\)B の二等分線を作図する(辺 BA、BC から等しい距離の点の集まり)。
  2. \(\angle\)C の二等分線を作図する(辺 CA、CB から等しい距離の点の集まり)。
  3. 2本の直線の交点が I。

(16) 直線 \(\ell\) 上にあって、2点 A、B から等しい距離にある点 P を作図する手順を説明せよ。

解答

線分 AB の垂直二等分線を作図し、\(\ell\) との交点を P とする。


(17) \(\angle\)XOY の辺 OX、OY から等しい距離にあり、OP \(= 3\) cm となる点 P を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. \(\angle\)XOY の二等分線を作図する。
  2. O を中心に半径 \(3\) cm の円をかき、二等分線との交点を P とする。

(18) 円の一部(弧)だけがかかれた図がある。もとの円の中心 O を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 弧の上に3点 A、B、C をとる。
  2. 線分 AB、BC の垂直二等分線をそれぞれ作図する。
  3. 2本の直線の交点が中心 O。(中心は円周上のどの点からも等しい距離にあるから)

(19) 2点 A、B を通り、中心が直線 \(\ell\) 上にある円を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 線分 AB の垂直二等分線を作図し、\(\ell\) との交点を O とする。
  2. O を中心に、半径 OA の円をかく。

(20) 交わる2直線 \(\ell\)、\(m\) から等しい距離にある点の集まりは、どのような図形になるか。

解答

\(\ell\) と \(m\) がつくる角の二等分線。2直線が交わると角は2種類できるので、たがいに垂直な2本の直線になる。

垂線を利用する作図

確認する解説ページ:垂線を利用する作図

(21) 円 O の周上の点 A を通る接線を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 直線 OA を引き、A の先までのばす。
  2. 直線 OA 上の点 A を通る垂線を作図する。これが接線。(接線は、接点を通る半径に垂直)

(22) \(\angle\)B が鈍角の三角形 ABC で、頂点 A から直線 BC に下ろした垂線を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 辺 CB を B の先までのばす。
  2. A を中心とする円をかき、のばした直線との交点を P、Q とする。
  3. P、Q を中心として等しい半径の円をかき、その交点と A を結ぶ。

垂線の足 H は辺 BC 上ではなく、BC の延長上にある。


(23) 点 P と直線 \(\ell\) がある。\(\ell\) 上の点のうち、P からの距離がもっとも短くなる点 H を作図せよ。

解答

P から \(\ell\) に垂線を作図し、\(\ell\) との交点を H とする。(点と直線の距離は、垂線の長さ)


(24) 線分 AB 上に、AP : PB \(= 1 : 3\) となる点 P を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. AB の垂直二等分線を作図し、AB の中点 M をとる。
  2. AM の垂直二等分線を作図し、AM の中点を P とする。

AP は AB の \(\dfrac{1}{4}\) なので、AP : PB \(= 1 : 3\)


(25) \(75°\) の角を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 点 O を頂点とする \(90°\) の角と \(60°\) の角を、同じ半直線をもとに作図する。間に \(30°\) の角ができる。
  2. その \(30°\) の角を二等分して \(15°\) の角をつくる。
  3. \(60° + 15° = 75°\)

(\(45° + 30°\) と考えてもよい)


(26) 対角線 AC が与えられている。AC を対角線とする正方形 ABCD を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. AC の垂直二等分線を作図し、AC との交点を O とする。
  2. O を中心に半径 OA の円をかき、垂直二等分線との交点を B、D とする。
  3. A、B、C、D を順に結ぶ。

(正方形の対角線は、長さが等しく、たがいの中点で垂直に交わる)


発展

(27) 直線 \(\ell\) の同じ側に2点 A、B がある。\(\ell\) 上に点 P をとり、AP \(+\) PB がもっとも短くなるようにしたい。点 P を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. B から \(\ell\) に垂線を引き、\(\ell\) について B と対称な点 B\('\) をとる(垂線上で、\(\ell\) からの距離が B と等しい点)。
  2. A と B\('\) を結び、\(\ell\) との交点を P とする。

PB \(=\) PB\('\) なので、AP \(+\) PB \(=\) AP \(+\) PB\('\)。これが最小になるのは A、P、B\('\) が一直線に並ぶとき。


(28) 点 A を、点 O を中心として時計の針と反対の向きに \(90°\) 回転移動した点 A\('\) を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 直線 OA を引き、点 O を通る OA の垂線を作図する。
  2. O を中心に半径 OA の円をかき、垂線との交点のうち反時計回りの側を A\('\) とする。

(29) 三角形 ABC の面積を2等分する、頂点 A を通る直線を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. 辺 BC の垂直二等分線を作図し、BC の中点 M をとる。
  2. 直線 AM を引く。

三角形 ABM と三角形 AMC は、底辺 BM \(=\) MC で高さが共通なので、面積が等しい。


(30) ひし形 ABCD の対角線 AC と、1辺の長さ(AC の半分より長い)が与えられている。ひし形を作図する手順を説明せよ。

解答
  1. AC の垂直二等分線を作図する。
  2. A を中心に、与えられた1辺の長さを半径とする円をかき、垂直二等分線との2つの交点を B、D とする。
  3. A、B、C、D を順に結ぶ。

(ひし形の対角線は、たがいの中点で垂直に交わる。B、D は垂直二等分線上にあるので CB \(=\) AB、CD \(=\) AD になる)