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意見表明・子どもアドボカシーについて

「自分の気持ちを話していいのかな…」「大人に伝えても、どうせわかってもらえない…」
そう感じたことはありませんか?
でも、あなたの声はちゃんと届けられる権利があります。
このページでは、意見表明子どもアドボカシーについて、わかりやすくお伝えします。


💬 意見表明ってなんだろう?

「意見表明」とは、自分の気持ち・考え・希望を、誰かに伝えることです。

こどもの権利条約(第12条)では、こう書かれています。

子どもは、自分に関係するすべてのことについて、自由に意見を言う権利がある。
大人はその意見を、子どもの年齢や成長にあわせて、きちんと受け止めなければならない。

つまり、意見を言うことは「わがまま」じゃありません。あなたに保障された権利です。

こんなことも、意見表明です
気持ちを伝える 「今、つらいです」「怖いです」
希望を話す 「〇〇がしたい」「〇〇はしたくない」
疑問を言う 「どうして?」「納得できない」
NO と言う 「それは嫌です」

🤝 子どもアドボカシーってなんだろう?

「アドボカシー(advocacy)」とは、英語で 「声を届ける・代弁する」 という意味です。

子どもアドボカシーとは、

子どもが自分の気持ちや意見を表現し、それが大人にちゃんと届くように、そばで支えること。

です。

子どもアドボケイト(アドボカシーをする人)は、子どもの味方です。
あなたの代わりに何かを決めるのではなく、あなた自身が声を出せるように、一緒に考え、サポートする役割を持っています。


🙋 子どもアドボケイトって、どんなことをする人?

具体的には、こんなことを一緒にします。

  • 「言いたいけど、うまく言えない…」という気持ちを整理するお手伝い
  • 学校、家庭、施設などで、あなたの気持ちを伝えるための練習や準備
  • 大人への伝え方を一緒に考える
  • 「誰かに話を聞いてほしい」というときの、安心できる話し相手

あなたの話を否定しません。
「それはおかしい」「我慢しなさい」とは言いません。
あなたの気持ちをそのまま受け取り、一緒に考えます。


🏫 学校に対して声を届けたいとき

学校で「おかしいな」「納得できない」と感じることがあっても、
「先生に言ったら怒られる」「言っても変わらない」と思ってしまうことがありますよね。

でも、あなたには学校生活に関わることについて意見を言う権利があります。

たとえば、こんな場面で菅原が一緒に考えます。

こんなことで困っていませんか? 菅原ができること
授業や校則について納得できないことがある 気持ちを整理し、先生や学校への伝え方を一緒に考える
いじめや人間関係でつらい思いをしている 安心して話せる場所として、まず聞く
担任の先生には話しにくいことがある 別の窓口(スクールカウンセラーなど)への橋渡しもできる
不登校や進路について迷っている あなたの気持ちを軸に、選択肢を一緒に探す

学校側の立場ではなく、あなたの立場に立ってサポートします。


🏛️ 区役所・行政に対して声を届けたいとき

「区役所って、大人が行くところでしょ?」と思っているかもしれません。
でも、子どもの生活に関わる支援やサービスは、行政(区役所など)が担っています。
子どもにも、行政に意見を届ける権利があります。

たとえば、こんな場面があります。

こんな状況のとき できること
児童相談所や福祉の担当者と関わっている 面談の前後に気持ちを整理し、伝えたいことをまとめる手伝い
支援の内容や方針に納得できないことがある あなたの意見を担当者に届けるための同席・代弁
どんな支援が受けられるか知りたい 一緒に調べたり、窓口への同行支援も相談できる
大人に言われたことが理解できなかった わかりやすく説明し直す

行政の手続きや面談は、言葉が難しくて不安になることがあります。
「言いたいことが言えた」「ちゃんと聞いてもらえた」という経験を積んでほしいと思っています。


📣 こんなときに活用してみてください

こんな気持ちがあるときは、気軽に声をかけてください。

  • 「大人に言いたいことがあるけど、怒られそうで怖い」
  • 「施設や学校のルールに、納得できないことがある」
  • 「誰かに話を聞いてほしいけど、誰に相談すればいいかわからない」
  • 「自分の権利について、もっと知りたい」

YELL for ALL からのメッセージ
あなたの声は、ちゃんと意味があります。
話すことが難しくても、うまく言えなくても、それでいい。
まず「伝えたい」という気持ちを大切にしてください。